べラクルスに2泊し、そして次の町べジアルモスへ。
途中で突然バスが停車、前方を見るとすごい車の列が並んでいた。
「何があったの?」と聞くと「教師のデモ隊により道が封された」と運転手が言う。
一時間待っても、5時間待っても、10時間待っても一向に動く気配がない。仕方がないから大地を敷布団に、大空を掛布団にスペイン語の勉強に励む私

前日のPM2:00からとうとう夜が明け、それでも動く気配がないから4キロ離れた料金所まで様子を見に行く


こんな状況だった。
気温が熱いため、前方の大型トラックから悪臭がしてきた、どうも肉を積んでるみたい。
後方の大型トラックに牛を積んであった。気温が32度名の狭い鉄の箱に入れられ、飲み物も食べ物も与えない状況がモンゴル人の私には心が切り裂かれる

。赤ん坊、幼児連れの人たちも非常に多かった。
時間が流れ、とうとうPM2:00時になる。我慢の限界を超えた男たちは動き出す

高速道路の中央分立段を動かし、脱出する作戦。一時間ほどで完了し、我々は地獄から脱出できたが超大型のトラックはU-タンしきれずそのままだった。牛たちのことが気になり、喜ぶ気にはならなかった。
いくら国の教育改革政策に不満があるとしてもこんな卑怯な手段で関係ない人たちを巻き沿いにするとは本当に理解できないし、それに断固した対策を取らない国家機能も非常におかしいような気がした。
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